りたおおかわはんざかい
「RITA大川 藩境」は、福岡県大川市小保・榎津藩境のまちにある、築約100年の古民家を再生した一棟貸しの宿です。
この地域では、170棟ほど歴史的建造物が残っていると言われ、建物とまちなみを保存しようと2016年4月にNPO法人「小保・榎津 藩境のまち保存会」を設立。1軒1軒歴史的建造物の所有者をお訪ねし、建物の現状を聞き取りする「町並み見守り隊」や、歴史的建造物を「たてものバンク」として管理し、普段から所有者と交流を重ねるなどの活動を行っています。
この宿ももともとは空き家になるところを、このNPOで所有者から引き取って管理をし、宿として再生することになりました。
この宿の最大の魅力は、元の家屋の建築、壁、建具など保存できる部分は残して活かし、新しくする部分にも近隣の筑後地域のアンティーク家具や建具、以前に使っていた大川組子などが利用されていることです。この家や地域の歴史をそのまま体感できるのです。そのうえで、檜の風呂やシャワー、キッチンは最新で、使いやすいのです。
また、床の間や部屋を彩るオブジェは、大川の職人が手掛けた木の温もりを感じるもの。宿に息づく木工の文化そのものを楽しむことができます。
かんな
かつて船大工が住んでいた家屋で、129㎡と広く、最大6名まで宿泊できます。1階の開放的なキッチンとダイニングがあり、ゆったりと会話を楽しむことができます。2階のベッドルームは2つ、下の庭に面した和室も寝室として利用できるので3グループで訪れてもいいですね。
こびき
家具職人の工房兼住居だった建物で、80㎡、最大4名まで宿泊できます。
低い天井など、昔ながらの日本家屋の造りが残されており、2階のベッドルームの脇にある机でずっと読書ができそう。2階の吹き抜けは落ち着いたアーティスティックな空間にアレンジされています。昔の空気を感じながら、静かに滞在したい人に向いています。
夕食や朝食は別にオーダーして、地元の味を堪能することができます。