がんれんじ
榎津の地名起源とされる榎津久米之介によって、天文5年(1536年)に創建されたと伝えられています。浄土真宗大谷派に属し、参道正面の山門を抜けると、境内には伝統的様式を留める本堂や鐘楼、庫裏(くり)があり、本堂前には榎津久米之介の銅像が建てられています。
ガイド付ツアーでは、内部に入って詳細な説明をうけることができます(日程にもよる)。
当時院所蔵古文書により、室町幕府第十二代将軍・足利義晴の家臣であり、大川木工の始祖と言われる榎津久米之介により、天文5年(1536年)前後によって創建されています。本堂は入母屋造本瓦葺で、向拝(こはい)の蟇股(かえるまた)や虹梁(こうりょう)の若葉付絵様から、寺の記録にあるように宝暦3年(1753年)に再建され、明治期(1868年〜1912年)に改修されたと推定されています。鐘楼は大正2年(1913年)に再建されました。