きのしたけのくら
江戸時代より代々陶器問屋を営む商家であり、屋号は「カネチ」。事前申込みによってオープンされる蔵には和風かつアンティークな食器や陶器が数多く並び、竹でできたランドセルや大きな算盤など、今では珍しい品々を目にすることもできます。入り口横、階段下のスペースにはレトロな雰囲気が漂う空間も。昭和レトロな雰囲気を味わいながら、当時にタイムスリップした気分になれることでしょう。
一見して古い蔵だとわかる外観を一歩入ると、天井は面取りの柱が一間おきに入る古風な造りとなっており、この部分のみ建築当初の姿を良く残しています。2階は全室船底天井で、表には格子の痕跡が見られ、窓面いっぱいに格子が入っていた様子が伺えます。