こぼはちまんじんじゃ
10世紀に創建されたと伝えられる神社で、小保の町並みは、この神社前の広場で開かれた市が起源であると考えられています。境内には天満宮のほか祇園社・宮地嶽社・粟島宮・水天宮などがあり、桜門・神殿・拝殿があります。弥生時代の墓石の一部ではないかとも考えられる巨石や、くぐると健康、良縁に恵まれると言われる小さな鳥居など、見逃さずに立ち寄りましょう。
正面に石鳥居が建てられ、石橋をわたって楼門を潜ると、正面に拝殿、本殿、左手に宮地嶽神社、右手に水天宮、神殿右脇に天満宮、左脇に祇園社が配置されており、いずれも伝統的様式を留めています。本殿は出組・腰組を用いた装飾性豊かな造りで、享和元年(1801年)の年号を記した棟札も見つかっています。